ジーナ社はザイフェンの隣町、ノイハウゼンにあります。
ジ
ーナ社はベルリンの壁の崩壊直後、
デュシマ社の積木を生産するために、
S・F フィッシャー社との
合弁で設立されました。
保育の中で、子どもの遊びの
無限の広がりを支える
デュシマ社のレンガ積木。
実はこれも、ジーナ社が製造しているんです。
創業者の妻であるザイドラー夫人が経営を引き継いでいますが、
訪問した日は、世界中から関係者を集めて開催されていた
ジーナ社主催のフレーベルセミナーの真っ最中。
私たちを迎えてくれたのは、息子のノーマンさんでした。
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ジーナ社は教育者として広く知
られるフレーベルとゆかりの深
いおもちゃメーカーです。
「伝統の木製玩具をなくしてはいけ
ない」という、ウェルナー・ザイ
ドラー元社長の信念のもと積木
とおもちゃを作り始めたのです。
そのジーナ社が大きな転換をしたのは1995 年。オリジナル商品を手掛けるようになりました。
フレーベルと伝統のおもちゃ作りにこだわりながら、新しいおもちゃ作りに取り組むと、こんな
に面白い積み木やおもちゃができるんだ、というのがジーナ社のチャレンジなんです。スゴイ
積み木の裁断は工作機械で行いますが、切り出したパーツはひとつひとつ、やすりがけをして表面を仕上げます。
角や表面の木屑を丁寧に取り、色付けをしてニスを塗り、最後にパーツひとつひとつを目で見て最終チェックをして完成です。
つまり、ずばり「手作り」なのです。
レンガ積木が天井までもきっちり積み上がるのも納得です。
- ノーマンさんが おもむろに
積木ショーを始めました。
- ノーマンさんが おもむろに
- 多面体の積木、不思議な
モザイク、パイロムです。
- 次から次へと、かたちを変えていきます。もう びっくりです!!