- 積木と子どもとの出会いのタイミングは様々です。
出産祝いや1歳のお誕生日でいただいたり、サンタさんからのプレゼントだったり。 弟や妹が生まれ、3歳くらいになって、一緒に遊ぼうと思って、あるいは小学校に入る入学祝いだったり。 -
- 積木はなぜ必要なのでしょうか・・・。
それは、たとえて言えば、小学生にとっての「鉛筆はなぜ必要か」と同じです。何を考えても、 頭の中にあることを目に見える形にするには、紙と鉛筆がなければ目に見えるかたちにはできませんね。
鉛筆は、子どもにとって、勉強にも 日常生活にも欠かせない道具。
積木は、そんな鉛筆と同じ役割を果たします。
「積木は、子どもがあらゆることを考えるために必要な道具」なのです。
見たものを形にする。想像したものを形にする。美しいものを見たくなったら形にする。
人形遊びの小道具が足りなくて積木を何かに見立てる。
積木で汽車の遊びの町や駅を作る。そして積木で出来たものに満足し、また想像力を膨らませる。
積木がなければ、子どもが考える遊びが出来ない。
つまり、言い替えると考える力が育たない。
それくらい、子どもの成長にとって必要な道具であり、遊びなんです。



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- では、どの年齢の子どもたちにとって積木は、楽しいのでしょう?
積木遊びが、1歳からでも3歳からでも、
5歳からでも7歳からでも楽しい理由。
積木によって想像力をかきたてられるのは、
どの年齢も同じだからです。
それぞれの年齢と時期にそれぞれのインスピレーションがある。
だから大人だって積木によって、
創造力がかきたてられる時がある。 -
- 積木遊びは7歳からは7歳なりの高度な遊びの展開をします。
それに見合った積木がそれなりにちゃんとあるわけです。
積木遊びには、最適な積木選びをするためのアドバイスが必要です。
カルテットの仕事はいわば「積木ソムリエ」。
それぞれの子どもたちと家庭にあった積木選びのお手伝いをこれからも続けたいと思っています。

1838年、幼児教育の祖フレーベルは、世に存在するもの全てを表現する子どものための「道具」として、積木を考案しました。 以来200年近い歴史を持つ積木遊び。その間に積木遊びは広がり、今では見かけを模倣しただけの積木も氾濫していますが、 よい積木は教育と歴史、哲学の重みを理解するメーカーやマイスターたちの手によって1個1個丁寧に、脈々と作り続けられています。
